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「部活動問題」について思うこと 2

先日、習志野高校吹奏楽部の演奏を聴く機会を得る事ができました。

ホールにいる聴衆を楽しませる、という気持ちがとてもストレートに伝わってくる

素晴らしい演奏会でした。

演奏会を実現させてくれた、

習志野高校吹奏楽部のみなさま、主催の秋田県吹奏楽連盟に感謝申し上げます。

演奏会を聞き終え、学校に帰った生徒たちに感想文を書かせました。

演奏会の色々な部分について触れ、今の自分たちとの比較をし、

自分たちの部活をより良いものに変えていきたいと考えていることが見て取れました。

感想文に書いたことを具体的な行動に変える事が重要だと思いますが、

まずは、「感動した」という経験が何物にも代えがたいと思います。

生徒の心を動かし、

観客の心を虜にする、

素敵な演奏会を創ることのできる、

「部活動」の様子を垣間見たことで、

昨今騒がれている「ブラック部活」とは何なのだろうという思いが再燃いたしました。

「ブラック部活顧問」問題から考える、教師ってナンだ?

「この部活動は長すぎる!」 ブラック練習、変えさせた父親の執念


ブログの記事を読む限り、多くの人がいろいろな考え方で

「部活動をより良いものに」
「学校をより良いものに」、と考えてらっしゃることが分かります。

私も前回の記事で、
「顧問をやらない権利」という観点でこの問題について書きましたが、
その後考えた事もあるので、いくつか書いていきたいと思います。

1.学童保育とスポ少
(秋田県の例ですので、全国的にみると違う部分もあるかも知れません)

小学生の子を持つ父として、子供が小学校から下校した後の事を考えてみます。
うちの子はまだ小3ですので、スポ少には入っていません。
妻が働きに出ていないので、子供は家に帰ってきます。
もし、妻が働きに出ている場合は、子供は学童保育に行くことになります。
ですが通常、学童保育は小3まで、とされていると聞いております。
4年生以上はスポ少(あるいはスクールバンド部)に入るから、というのがその理由。
下の図のような仕組みが出来上がっているようです。

スポ小

2.塾通いの有無

次に、中学生の放課後の過ごし方を考えてみます。
中学生の部活動以外の放課後の過ごし方として思いつくのが「塾」です。
つぎのようなまとめがありましたので、紹介します。


これを見る限り、秋田県は3割しか塾に通ってないんですね。
しかもおそらく、部活動が終わってから塾に通っているのでしょう。
学力テストの上位で騒がれる秋田県が塾に通っていない、というのは
あまりニュースになりません。なぜでしょうね。

では次に、おなじHPの別の調査を見ていただきたい。


塾に通っている神奈川の子供は、その時間と同じくらいの時間ネットを利用している

ということのようです。

このHPには、「これら二つのデータには相関がみられる」と書かれています。


さてここからは私見ですが、
秋田県の学力が全国平均と比べて高い傾向にあることに
「部活動の影響がある」という仮説を述べさせてもらいます。

3.担任・顧問・保護者の三つの目

「部活の顧問の先生」というのは
担任の先生以外で最も生徒を間近で見て(あるいは担任以上に)
適切な指導をしている先生だと思います。(そうでありたいと思っています。)

ですから、部活動に所属していることで顧問の先生から
より多くのアドバイスをもらえたり、
学習を含めた学校生活への意欲を高めてもらったり、
生活面の指導をしてもらったり、
悩みを聞いてもらったり、
などなど、様々な目には見えない、データにも現れない
「ケア」を受けている可能性があると思います。

そのような、担任と保護者以外の「第3の目」があることで、
生徒の学校生活が良いものになっていると私は思います。
(少なくとも自分の知っている中学校の先生たちはそのような素晴らしい先生です)

通塾率や長時間ネット利用の、全国地図を見てもらえばわかる通り、
都市部と地方には「違い」があります。
それらと同じように、「部活動」の持つ「価値」も
都市部と地方で違いがあると私は思います。


部活動問題対策プロジェクトには次のような記載があります

〇連日の長時間練習による弊害(家庭学習への支障,慢性的な疲れ,疲労骨折)

「部活が忙しい」から、
「子どもが疲れて勉強できない」という考え方は
昔からずっとあったと思います。

ですが私は、
「部活を無くしても、長時間ネットやるだけなんじゃないか?」
と私は思います。

「部活の時間を短くすると、子供はその空いた時間を勉強に充てる」
というのはどこの、どんな調査に基づいて導き出されたものなのか誰か教えて欲しいです。

部活動に熱心に取り組むことで
「限られた時間を有効に活用する力」
「疲れていても最低限の事はやる習慣」
「授業中に学習内容を身に着けようとする姿勢」
「仲間とのコミュニケーションの取り方」
「先輩・顧問(上司)とのコミュニケーションの取り方」
などが手に入ると私は思います。

「部活動がブラック」という論調は、
行き場のない社会全体が
「何かを悪者にしたがっている」
ように感じられてなりません。

もちろん、体罰・暴言などはあってはならないと思います。
ですが、「学力」と「部活動」を何の統計データも無く論じるのはおかしいと思います。

前回は、
「教師が部活の顧問をやらないとはどういうことか」について、
今回は
「生徒が部活動をやらないとはどういうことか」について書きました。

反論お待ちしております。
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