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スマホ利用について思うこと

近年、スマートフォンが若い世代に広く浸透しています。体感としては、高校生は9割以上はスマホを所有している感じです。

スマートフォンは言うまでもなく、小さなパソコンです。

通話メールはもちろん、インターネットは不自由無く見れますし、ゲームもできます。

「今時の若いものは・・・」と言うのはいつの時代も言われてきた事でしょうが、

スマートフォン全盛の今が、今までの時代とどう違うか考えてみました。

スマートフォンが備えている機能、というか「利用のされ方」という観点で、4つに分けて考えます。
今回の記事での「昔」とは10年前の事を意味します。

・ネット
 私が高校生の頃(1999〜2001)は、家族の中にパソコンを持っている人は一人もいませんでした。カメラマンの叔父の家には当時からMacがあったのを覚えてはいますが、私自身は学校の授業で少し触ったのと、定期演奏会の進行表を作るのに、顧問の先生のパソコンをお借りした位しか、パソコンと言うものに触った記憶がありません。「ウィンドウズ98、と言うものがある」というのもおぼろげに、ニュースで見た位の感覚です。
 恐らく私たちの年代(今年31歳)が、「パソコンでのインターネット」と言うものの体験より先に、PHSでのインターネット体験、と言うものをした最初の世代だと思います。当時のPHSで見れるサイトと言うのはごく限られたもので、パソコンで見れるものと同じでは無く、「iモード勝手サイト」と呼ばれるようなものでした。当時はやっていたのは恐らく、着メロサイトだったと思います。携帯・PHSでPCと同じサイトが見れるようになったのは、2004年の事です。(以下、Wikipedia引用)

2004年5月に京セラから発売されたAH-K3001Vでは、日本国内の携帯電話・PHSで初めてフルブラウザのOperaを搭載した。(私も当時買いました。)

 それから10年がたった現在、スマートフォンに搭載されているブラウザは、PCのサイトをそのまま見る事が出来るわけですが、(スマホでの利用を想定したサイトも多い、というかスマホで見てもらう事が前提と言ってもいいくらい)それが、若い世代にどのような影響を与えるか考えたときに、10年前とはまるで違うことが分かります。
 10年前の高校生(現在の26〜28歳)は、パソコンは大学に入るときに買うもの、位の感覚だったのではないでしょうか。そして、その当時の大学生であっても、「パソコンは持ってるけどネットは繋いでない」と言う人もかなりいたと思います。つまり、10年前の多くの若者(高校+大学生)は、自由に使えるネット環境を個人では持っていなかったと言えるでしょう。できるのはiモード。あとは学校や図書館のパソコンでの利用、といった感じだったのではないでしょうか。
 それが現在はほとんどの人が自由にいつでもインターネットに接続できる環境にあります。しかも手のひらの中で。昔は居間にあるパソコン(しかも電話機の近く)しかなかったため、ネットサーフィンをしていても家族の目がありました。ですが、今は部屋に入ってしまえば何のサイトを見ているか家族にも分かりません。
 上手く使えばいつでも調べものが出来て良い、と思います。例えば、楽譜に

Andante grazioso

と書いてあれば、即検索して、

意味が分かります。辞書を引くよりよっぽど早いです。

今度演奏会でホルストの第一組曲をやる、となれば、即検索して

曲が聴けます。10年前はこうは出来ませんでした。

ですが危険な事も沢山あります。男子も女子も、有毒なサイトは沢山あります。
「便利な一方、危険も多い」とは世間一般に言われている事ですが、

10年前とは比較にならない位、インターネットと個人の距離が近い事は間違いありません。


・ゲーム
 昔はゲームと言えばまだゲーム機でやるものでした。10年前は据え置き型ハードはPS2の全盛期で、ポータブルゲーム機はPSPとDSの発売年です。
 ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 が、370万本売れた、そんな年です。
 まだまだ、ゲームは「家でやるもの」でしたし、PSPやDSにしても中高生が学校にゲーム機を持っていく、なんていうことは一般的には無かったはずです。もっとも、GBA(ゲームボーイアドバンス)の時代からポケモンは絶大な人気を誇っていましたから、多く子供が遊んでいた事は間違いありません。ですがそれは登下校とは切り離されたものであり、子供の「自由な時間」に行われていたものであったはずです。
 ですが今はどうでしょうか?スマホは基本的には「電話」ですので、多くの学校で持ち込みが認められていると思います。ですがそのスマホにはゲームが入っている。電車でDSやPSPをやっているのはちょっと「オタク」っぽいかも知れませんが、電車でスマホをいじっても誰もなんとも思いません。コントローラの線も無く、テレビも必要ありません。

ネットとおなじですが、

10年前とは比較にならない位、ゲームと個人の距離が近い事は間違いありません。

・SNS
日本でSNSがメジャーになったのは「mixi」が最初で、それが、2004年の出来事です。FBやLINEと違う点として、mixiは当初、

・利用者からの招待がないと登録できない
・18歳未満利用不可
・PCメルアド所有者のみ登録可

など、大学生〜大人向けのサービスとしてスタートしました。
退会者・多重登録者を含めた、発行ID数は、2004年12月16日に25万人程で、現在のTwitter、FB、LINE利用者と比べ、当時はまだまだ少なかった事が分かります。詳しくはWikipediaに譲りますが、現在のSNSと10年前のmixiは、似て非なるものだと私は思います。

それは、やはり、「まだまだパソコンでやるもの」だったからです。上記の、
・18歳未満利用不可
・PCメルアド所有者のみ登録可
という条件ももちろん関係ありますが、一番はパケット通信料の定額制が、昔はまだ一般的では無かった事が今と大きく違う点です。
ドコモの、パケホーダイが開始されたのも、2004年のこと。当時はプラン67(基本使用料6650円)とビジネスプランにしかパケホーダイを付ける事が出来ませんでした。(+4059円なので合計10709円!)そのため、無尽蔵にケータイでネットをするのは一部の人の話で、それ以外の多くの人は、パソコンでADSL等を利用してmixiをやっていました。
そのパソコンも多くの家庭では「居間」にありましたし、そもそも高校生はmixiできない時代です。

10年前に比べてSNSに触れる時間が多い事は間違いありません。

・動画
もっともポピュラーな動画サイト、Youtubeの設立は2005年。10年前は存在すらしませんでした。
当時、動画と言えば「ビデオカメラ」で取るものであり、メディアもminiDVなどが主流でした。ビデオカメラとPCをIEEE1394のケーブルで接続して、エンコードしてやっとネットにUPする事ができました。PCの性能が低ければ固まり、固まらなくても、一晩付けっぱなしで待たなければ動画を処理する事は出来ない時代です。
デジカメでも動画は撮れましたが、メモリーカードの容量の関係上、時間は短くならざるを得ませんでした。2004年のSDカードの容量は最大で512MB。(Wikipedia参照)これではほとんど動画は撮れません。撮れても低画質だったことでしょう。

10年前に比べて様々な動画を見る機会が多い事は間違いありません。


以上、ここまで、10年前の若者のケータイ、ネット環境と現在の違いを書いて参りました。

この10年間での大きな転機は、

パケホーダイという「パケット定額サービス」が広く一般に浸透し、
3G、LTEという「高速通信」が実現したことです。

10年前の高校生と今の高校生は、

バスしか交通手段が無い町  と、
地下鉄が走っている町    位の違いがあると言っても良いでしょう。
(それ以上かも知れません。)

地下鉄が走っている町(都会)には、娯楽も沢山あります。もちろん誘惑も多く、ともすれば我を忘れてしまう事もあるでしょう。お店も多いので、いろいろ見て回るのには時間もかかります。

今の若者は、

「人類の歴史上最も誘惑の多い環境」で過ごしていると言えるのではないでしょうか。

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